「あなたにであえてよかったわ」って
笑顔を浮かべていいたいね

ふたりで一緒にいたことだけは
たしかにここにのこってる

でも忘れていいよ
私が覚えてるから

ふたりがおなじ時間をすごせた
そんな奇跡みたいなことを
ずっと忘れないよ

「ありがとう」って笑顔で言うから
その顔だけを覚えてて
見えぬ世界に思いをはせた
いつも独りだった
あの時も あの時も あの時も
見える未来に涙が流れた
ずっと眩しかった
あの時も あの時も あの時も

Listen to me
声をきいて
Lookin for me
私をみつけて

いつもいつも独りだった
どこにいても独りだった
私をみつけて
私をさがして
私をみつけて
掬い上げてよ

ナイフ

2008年3月6日 ポエム
コーヒー色した憂鬱が
私の心を追ってくる
手にはナイフを握りしめ
自分の腕を切り裂いた

切れば切るほどわからなく
切れば切るほどわからなく

コーヒー色した憂鬱が
私の心を追ってくる
手にはナイフを握り締め
自分の腕を切り裂いた

闇におちてく私たち
闇におちてく私たち

合図で走り出せ
孤独な夜には足音響く
狂気と凶器の逃走劇
誰も私を止められない

抉れた夢と憂鬱が
私の心を追ってくる
手にはナイフを握りしめ
自分の足を切り裂いた

切れば切るほど速くなる
切れば切るほど速くなる

合図で走り出せ
無価値な自分を無くすんだ
異常と正常のその間
誰か私を止めてくれ

合図で走り出せ
孤独な夜には足音響く
狂気と凶器の逃走劇
誰も私を止められない
今も心の中で生きてるよ
大事なものを一個だけ

青空の果てを探してた
あの日も今は夢の中

遠くあなたの声がきこえるよ
大事な人はあなただけ

飛行機雲をおいかけた
ずっと今でも生きている
ひとりには ならない

うかんでくるの 夢見るの
彼女はわたしなんかより ずっと
つよかった

だけど ぎゅっとだきしめたその腕は
ふるえてた

ひとりには けっしてならない
たとえ孤独になったとしても

時の砂時計

2008年2月19日 ポエム
破壊と再生をくりかえす

時の砂時計は止まることなく
流れ続けてる

そうよ、わたしは、

すべてを忘れて灰になり
すべてを愛して夢を見る

破壊と再生をくりかえす。

ハジマリとオワリの夢をみる。

だからわたしは、なかない。

遠い町

2008年1月28日 ポエム
「遠い町にいきたいのよ」

彼女、そう言った。
だから、あたし、

「いちばん高いキップを買っておいでよ」

そう言ったの。
だけど、彼女、

「あの人のいない遠い町なんて、意味ないわよ」

そう言った。
少し考えて、あたし、

「あの人がどこにでもいるなら、どこに行っても近い町だね」

そう言った。
彼女、すこし、おどろいて、

「ううん、どれだけ、近くにいても、遠いの」

そう言った。
あたし、もう、わけがわからなくなって、

「とりあえず、学校でも行こうよ」

そう言った。
そうすれば、なんだか、幸せになれる気がした。

案の定、彼女、自分の席の隣をチラチラ見て、
ニヤニヤ笑ってた。
隣の席の人と、すこし喋ってから、
こっちを見てブイサインをした。

どうやら彼女は、
一番高いキップを買ったらしい。
サヨナラヘヴン
なかないで
あなたの夢は
あたしが引き受けた

サヨナラヘヴン
げんきでね
あなたの声は
あたしが掬い上げた

ほどいた手と
あの夏の日と
数日間の涙

泣いて笑って
楽しかったよね

サヨナラヘヴン
たぶんもう
おなじかたちで
あなたには出会えない

あお

2008年1月19日 ポエム
あおい傘
あお アオ 青

彼女のいろ
あお アオ 青

あおく かがやく
知らない 星
あお アオ 青

無情な雨
あお アオ 青

彼女のいろ
あお アオ 青

彼女となら
あお アオ 青

けむり

2008年1月15日 ポエム
ぼんやりしてから
ひとりぼっち

切なさと憧れと
伝わらない愛の言葉さ

そんなんじゃたりないわ

たばこを吸ってよ かまってちゃん
そのけむりが好きなの
そのひとみが好きなの

愛をくれるなら
愛をあげよう

その目が好きよ
あなたが好きよ

ぼんやりしてから
ひとりぼっち

愛しさと悲しみと
ひとりぼっちの愛の言葉さ

伸ばした髪

2008年1月10日 ポエム
髪を切った
夢を見た

ひざをかかえて
まっていた

好きだったのよ
君のこと

髪を切った
夢を見た

君のその手で
伸ばした髪に
ふれてよ。
きみに想いを打ち明けない
後ろ側から頭をはたく
このままでいいの?
このままでいいな

廻る、

きみに想いを打ち明けない
ある種の金属バットのような優しさ

きみのそのやわらかな腕で
僕をなぶり殺してくれ
ふわり 笑って
笑って!

となりに いてよ
いいからさ

きみどりいろの
かぜが ふわり ふいてる

きみに なにか
あげられたら

いいな

きみのすべて

2007年9月24日 ポエム
吐き捨てた言葉全てをかき混ぜて
グラスに注いでよ
一気に飲み干してあげるから

いいよ 僕は君の全てを受け止める

君を創る全てのものが
美しいものであるよう祈ってるよ
だけど美しいままではいられないことを
僕はよく知っているから
いいよ、そんな君の全てを受け止める

抱えきれない思い全てを投げ捨てて
いくらでも泣いていいよ
涙をこの手ですくうから

言うよ、「僕は君の全てを愛してる」

君が好きな全てものが
決して汚されないよう祈ってるよ
だけど時に汚れてしまうことを
僕は少し知っているから
言うよ、君の全てを愛してる

いくらでも泣きなよ
君を創る全てのもの
そして君が好きなもの
僕はどちらもよく知ってる
君の事を知ってるよ
汚れてしまっても
嫌いになんかならないよ

だって、君の全てを受け止めるから

君を創る全てのものが
美しいものであるよう祈ってるよ
だけど美しいままではいられないことを
僕はよく知っているから
いいよ、そんな君の全てを受け止める

君が好きな全てものが
決して汚されないよう祈ってるよ
だけど時に汚れてしまうことを
僕は少し知っているから
言うよ、僕は君の全てを愛してる

愛してる

満ちる道

2007年9月2日 ポエム
魔法の合図が聞こえたら
さあ支度をして
出掛けよう

この胸は愛で満たされているから
ほかにはなにもいらない
きみさえいればなにもいらない

呼吸を忘れるほどに
美しい道に出会えたのなら

あの時僕は
どんな顔をしてたかな
走り抜けた季節を
ちゃんと愛せていたかな
きらきら輝くこの道を
僕はただ走り続けた

後ろで声が聞こえても
もう振り返らないで
輝いて

さよならはいつも
この胸にしまってあるから
こわくはないよ大丈夫

立ち止まることを忘れるほどに
美しい未知に出会えたのなら

あの時きみは
愛で胸をいっぱいにしてくれた
あの時きみは
手放すことを教えてくれた
愛で震える両足で
僕はただ走り続けた

愛で溢れるこの胸は
きみがつくった原動力
どこまでも行けるよ
震える両足で
どこまでも

あの時僕は
どんな顔をしてたかな
走り抜けた季節を
ちゃんと愛せていたかな
きらきら輝くこの道を
僕はただ走り続けた

あの時きみは
愛で胸をいっぱいにしてくれた
あの時きみは
手放すことを教えてくれた
愛で震える両足で
僕はただ走り続けた
水たまりを
かるく とびこえて
目指していくよ
次の街

うしろで 手を振っててね
みえなくなるまで
何度も何度も
振り返るよ

水たまりに
ちゃぷん おちて
濡れても帰らないよ
君の街には

着替えは そこらで買うよ
心配しないで
濡れたのは 足だけよ

水たまりを
次から次に とびこえて
目指していくよ
次の街

うしろで 手を振っててね
みえなくなるまで
何度も何度も
振り返るよ

何度も何度も
振り返るよ
どこまでも夜を追いかけていく
きみの悲しみを追いかけていく

世界の底で
ひざを抱えて座ってる

大丈夫なわけがない

そんなきみが
愛おしい

光の粒

2007年8月21日 ポエム
かなしい想いはひたすらに
やさしい光の粒になって
きらきらと流れていくのでしょう
みえなくなるまで手を振るよ
きこえるように何度も呼ぶよ

サイレン

2007年8月19日 ポエム
鳴り響くサイレン
逃げていく彼女
追い掛ける気にもなれず
ただ呆然と立ち尽くす
最初からこうなることは
わかっていた

むらさき色の空は
いつも優しくて
これでよかったんだと
思わせてくれる
足を止めて
誰かの歌をきこう

あの日とおなじだけ
ううん、あの日以上に
誰かを愛せたなら
きっともっと優しくなれる

鳴り響くサイレン
振り返り笑った彼女
追い掛ける気なんて
最初からなかったよ
さよなら、元気でねと
手を振って
私も笑った
みえない星がみえたら
明日にむかえるはずよ
自転車飛ばして
どこまでいける?
空気入れるの
忘れちゃダメよ

愛してるわ

迎えに行くから
待っててね

きっと行くから
待っててね

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