わたしのことなんて
どうでもいいんでしょ?
ほんとはきらいなんでしょ?

ずっとずっとそんな思いがどいてくれなかったの。

もうキスにもなれたし、
友達の前で手を繋ぐことだって、かんたんにできるようになった。

それなのに、越えられない壁があったの。

きのうそんなこと言ってたら、
レイちゃんっていう友達がおしえてくれたこと。

「あのね、しろくんはね、
  陽香のことすきだよ、ぜったい。
   どれだけ素敵な人が現れても、
    陽香じゃなきゃ駄目だって言ってたよ。」

わたしが不安になるとよく言ってくれる言葉。
その言葉すらうわべだけだと思ってた。

だけど、わたしがだいじだということを
わたしじゃなくて、わたしの友達にまで言ってくれた。

これでわかった。
わたしがしろくんを好きなように、
しろくんもわたしのことを好きでいてくれるんだ。
これはきっと真実の愛、だね。

いままで信じてあげられなくてごめんなさい。
いままでひどいことしてごめんなさい。
好きだよ。たぶん、ずっとずっと、好きだよ。

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